簡易すぎてAzDrawingとAzPainter(2じゃない方)を使ってないと、さっぱりかと思います。
偶然にもほぼ同じツールでメイキングをされている方がいて驚きました。そういえば昨年も題材被りしたよなあ…。 自分の方は見せるためのメイキングというより、備忘録やメモに近いので、多分凄く見辛いと思います。
■ 下書き
小説に時間をかけすぎてこっちが全く手つかずでした。これ何てデジャヴ。
暫くはAzDrawing(ver1.08)での作業が続きます。
構図をだいたい決める。1レイヤーに原則一人。偶に1レイヤーに数人描いたり、一人に数レイヤー使ったり。
黒のままで下書き→カラー変更→次のレイヤーへ、といった流れ。
このSSは残っていたレイヤーを流用しただけなので、実際の作業中は別の色を割り振ってました。
レイヤ色は赤、青、黄、緑の四色を適当に割り振っているのですが、普段一番よく使う青が今無いのは後述。
大抵600*600で描き始めて、必要に応じて少しずつサイズを上げていきます。
今回は最終的に700*650になった後に130%に拡大。
下書きはだいたい(ほぼ)デフォルトのペン。
一週間ほど前に描きかけて破棄しているので実質二度目。
一人描き忘れていた事には線画を描いている途中で気付きました…。
■ ペン入れ(主線)
試着サイトやらSSやらメモやらとにらめっこしつつ、ペン入れ。 偶々この日から光回線になりまして、すいすいと資料収集出来て助かりました。
JTrimもセットで起動させてSSを拡大してみたりもしています。
メインの三人の主線画が出来ました(エヴァン→ミル→DB→アランの順)。
遅筆なもんでバランスとか気にし出すと1キャラ1~1.5時間ぐらいかかりますorz
後々位置調整をしたいので、こちらも1レイヤー1キャラ。隠れる部分も描いています。 スニークリスの網はどうしたものか、と思いとりあえずそれだけ別レイヤー。
ガチで絵を描くときは調整用レイヤーと称して青でアタリを取り直します。
一つ目のSSに青が無いのはこの時に色変更をしているから。
こんなことしているから所要時間が凄いことになるんですね…。
左:主線を描くときに使ったペン(補正はその都度変更)
右:直線・曲線用
ペン設定は試行錯誤中。
どれを弄ればどうなるのか実はあまりよく解ってないです(´・ω・`)
先に斜線を入れようかと思ったのですが、結局線画を描ききってしまいました。
描きそびれていた一人もここで追加。後DBの瞳の向きも変更。
後ろの方々は丁度左右に分かれているので、後ろ向きの人以外1レイヤに二人入れています。
ちなみに下書きからここまで丸一日(作業時間9〜10時間ぐらい)。休日返上、あれ、やはりデジャブ…。
■ 位置調整→ペン入れ(主線)
グリッド表示(非常にアレな話なんですが今までAzDrawingで使えることを知りませんでした…)をオンにして位置を調整。
いつもなら選択ツールや移動ツールでガンガン動かしていくのですが、今回はDBが2レイヤーなので、 キャンバス自体のサイズ変更も使いつつ、上から順番に調整していきました。
下部分は消した訳ではなく、白色に設定したレイヤーを上から被せています。ただの目安なので。
ミルの模様も書き忘れていたのでここで加筆。
右上が空いてバランスが悪いのですが、いい案が浮かばないので後回し。
線画と同じ数だけレイヤーを分けて、正面のキャラから斜線入れ。
割と適当に、フィーリングで描いてます。ベタならまだしもガチ塗りするとかなり潰れますしね。
クレピス(画面右端)の位置が気に入らなかったので微調整。
割とこの作業中に気付くミスも多いです。修正できる限り修正、
斜線入れに使うペンはこんな感じ。
これも補正はちょくちょく変えています。斜線は補正を上げすぎると入れづらいので…。
斜線レイヤーの濃度は50%前後の時と80%前後でやる時とがあります。
今回は75%でいきました。
↓斜線の入れ方は
↓フィーリングで境界を書き入れて
隣接する違うパーツの斜線の向きがあまり被らないように基本フリーハンドで。
今回は大体1キャラ20~30分程度で、関係ないことをしていた時間を省くと3時間強ぐらい。
悲しいかな、KIAIを入れたパーツ(ミルの足とかDBの腰回りとかレヴェンツ(画面右から二番目)の後ろ半分とかとか) がことごとく前面のキャラに隠れてしまったので、多分その分多少は作業時間が短くなったと思います。でも悲しい…。
AzDrawingでの作業はここまで。
現時点でレイヤーはこんな感じです。 レイヤーの通し番号を何となく増やしたくなくて流用していますが、それでも既に40枚台です…。
※レイヤ20はただの作業用、その内リサイクルします。
何気なしに確認してみたところ、現時点でadwファイルは726KBでした。
昨年のファイルは899KBの様です。流石、無駄に大きなサイズ(1200*1500)で作業していただけのことはあります。
2010.11.3up